2011年9月7日水曜日

MacでWindows7



メインの作業環境をWindowsからMacに変えてもう数年。

技術的に見ればOSXはBSDベースのUNIXであって、日頃からコンソールでの作業も多いサーバーサイドな人からすれば、わざわざWindowsを使っている必要が殆どなくなってしまった。Office for Macもインストールしたし、メールやカレンダー、住所録等はクラウドにあるしと、いまでは完全にWindows離れしてしまった。

しかしである。唯一どうしてもWindowsに触らなければ行けない事がある。IEでのサイトチェックだ。こればかりは実際に見ないと分からない。HTML5が主流になろうと、21世紀になろうと相変わらずWeb屋を悩ませ続けるブラウザによる表示の違いだ。

その度にマシンを起動してチェック等をしていたが、そろそろ仮想マシン使おうと思い立ち、今更ながらMac上に仮想化ソフトを導入して、Windows7をインストールした。


VMware Fusion 3







MacでWindowsを動かすにはParallels Desktopというソフトも有名だが、やはり実績と知名度でVMWareを選択した。

VMWareのインストールは15分程度で終了。あっというまだ。

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VMWareは64Bit版のWindowsもサポートしている。購入したWindows7のインストールディスクをMacに挿入する。

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ディスクの容量や各デバイス等の設定は後に、仮想マシンの設定で調整できるのでここは簡易インストール。

Wizard形式の項目にユーザー名、パスワード、シリアルナンバーを入力する。

ほどなくしてインストーラが起動し、処理が始まる。

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待つ事30分程度。インストールが終了。

あまりにあっけなくてつまらないくらいであった。

実際に稼働させてみても、ストレスを感じるどころか、フルスクリーンにすると仮想マシンということを忘れそうだ。DirectX等もサポートしており、3Dゲームも動作するくらいだ。

VMWareの出来のよさもさることながら、マルチコアなCPUや大容量メモリなど、ハードウェアの革新が大きい。やはりクラウドの起爆点はこの「仮想化が実用化出来る程のハードウェア」が安価になったことだと再確認した。

ますます、Windowsマシンを触らなくなりそうだ。